ワークショップ

 

あるがままの自分を受け入れる方法
-セルフ・コンパッション入門

石村郁夫×島薗進

 

あるがままの自分を受け入れるには、どうしたら良いのでしょう。

今回は心理学者の石村郁夫先生をお迎えし、セルフ・コンパッションの理論やエクササイズを通して学んでいきます。

コンパッション(compassion)は「慈悲」や「思いやり」と訳されることが多く、ダライ・ラマによると「自他の苦しみをしっかりと感じとり、その苦しみをどうにか取り除こうとする取り組み」とされています。

コンパッションはビジネスにおいても子育てにおいても日常生活の様々な場面で活用されており、コンパッションを体得できることでイライラが静まったりウェルビーイングが高まるとされています。

セルフ・コンパッションの効果を実際に体験されてみませんか。

講座の後半では、仏教の視点からコンパッションに関心をもっている宗教学者の島薗進先生が、石村先生と対談します。


石村郁夫 Ishimura Ikuo

2009年、筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻発達臨床心理学分野の博士課程を修了し、博士(心理学)を取得。同年、東京成徳大学応用心理学部臨床心理学科および東京成徳大学大学院心理学研究科助教に着任し、2013年より同准教授。2018年に英国国立ダービー大学大学院準修士課程修了. 公認心理師、臨床心理士、指導健康心理士。あいクリニック神田心理顧問。日本ヒューマン・ケア心理学会事務局長。 著書・翻訳書多数。 

島薗進 Shimazono Susumu

宗教学者/東京大学名誉教授、NPO法人東京自由大学学長、大正大学客員教授。1948年生。東京大学大学院博士課程・単位取得退学。東京大学大学院人文社会系研究科・教授、上智大学大学院実践宗教学研究科・教授、上智大学グリーフケア研究所所長を経て、東京大学名誉教授、NPO法人東京自由大学学長、上智大学グリーフケア研究所・客員所員、大正大学・客員教授。専門は近代日本宗教史、宗教理論、死生学、生命倫理。著書:『宗教学の名誉30』(ちくま新書、2008年)『国家神道と日本人』(岩波書店、2010年)、『日本人の死生観を読む』(朝日新聞出版、2012年)、『ともに悲嘆を生きる』(朝日新聞出版、2019年)など。


概要

日程  2023年4月29日(土)

時間  13:00〜17:00

受講料 一律 3,000円
定員  50名
会場  緑が丘文化会館 第3研修室(集会室) 


お申し込み

お申込みの前に必ず受講規約をお読みください。