映画上映+シンポジウム
ドキュメンタリー映画『天空のサマン』上映+シンポジウム「シャーマニズムの源流を探る」
金大偉×奥野克巳×加藤之晴×島薗進
司会:辻信行
中国東北地方に残存する満州シャーマニズム。その深淵を探求し、最後のサマン儀式に迫ったドキュメンタリー映画『天空のサマン』(金大偉監督)。今回は作品を上映した後で、シャーマニズムの源流を探るべく、金大偉監督と文化人類学者の奥野克巳さん、宗教人類学者の加藤之晴さん、宗教学者の島薗進さんが登壇するシンポジウムを開催し、語り合います。
第一部:映画『天空のサマン』上映
第二部:シンポジウム「シャーマニズムの源流を探る」
金 大偉 Kin Taii
映画監督、音楽家、画家・中国遼寧省生まれ。父は満洲族の中国人、母は日本人。来日後、独自の技法と多彩なイマジネーションによって音楽、映像、美術などの世界を統合的に表現。様々な要素を融合した斬新な空間や作品を創出している。
音楽CDは、『 龍・DRAGON 』('00)。『冨士祝祭』('14)、『マンチュリア サマン』('18)など23枚リリース。映画は『花の億土へ』('13)、『ロスト・マンチュリア・サマン』('16)、アイヌの知恵と精神性をテーマに『大地よ』('23)、失われゆく満洲族の伝統文化をテーマに『天空のサマン』('23)など多数。また著書『光と風のクリエ』('18)などがある。
奥野 克巳 Okuno Katsumi
人類学者/立教大学異文化コミュニケーション学部教授。YouTube「聞き流す、人類学。」。著作に、『宮台式人類学』(宮台真司との共著、ちくま新書)、『人類学者が教える性の授業』(ハヤカワ新書)、『入門講義 アニミズム』(平凡社新書)、『ひっくり返す人類学』(ちくまプリマー新書)、『はじめての人類学』(講談社現代新書)、、『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(亜紀書房、のちに新潮文庫)など。
加藤 之晴 Kato Yukiharu
1965年静岡県浜松市生まれ。専攻は宗教学・宗教人類学。学部(國學院大學文学部哲学科)で鎌田東二、大学院(駒澤大学仏教学研究科)では佐々木宏幹という希代の研究者たちからの薫陶を受けつつも、当人は到って地味な研究者生活を送っている。九州地域のシャーマン的宗教者の活動実態をゆるゆると追い続けていたらいつの間にか還暦を迎えていた自分に気付き、蒼ざめている今日この頃。あ、私に「霊感」はありませんよあしからず。
注|写真は生成AIによる加工を施したものです。
島薗進 Shimazono Susumu
宗教学者/東京大学名誉教授、NPO法人東京自由大学学長、大正大学客員教授。1948年生。東京大学大学院博士課程・単位取得退学。東京大学大学院人文社会系研究科・教授、上智大学大学院実践宗教学研究科・教授、上智大学グリーフケア研究所所長を経て、東京大学名誉教授、NPO法人東京自由大学学長、上智大学グリーフケア研究所・客員所員、大正大学・客員教授。専門は近代日本宗教史、宗教理論、死生学、生命倫理。著書:『宗教学の名誉30』(ちくま新書、2008年)『国家神道と日本人』(岩波書店、2010年)、『日本人の死生観を読む』(朝日新聞出版、2012年)、『ともに悲嘆を生きる』(朝日新聞出版、2019年)など。
辻 信行 Tsuji Nobuyuki
民俗学者/多摩美術大学非常勤講師、NPO法人東京自由大学理事・運営委員長、法政大学沖縄文化研究所国内研究員、中央大学政策文化総合研究所客員研究員、株式会社風と光代表取締役社長。
