特別企画

 北鎌倉台峯での一日

〜いのちのことばをきく〜」

やなぎみわ×飯沢耕太郎

 

北鎌倉の台峯緑地、そこは住宅街の近くにありながら、豊かな緑をたたえる今も生きた里山です。

荒れていた山を蘇らせた川上克巳さんから貴重なお話を伺います。

みなで山道を歩き、土地の恵みを食べ、からだ全体で歴史をいのちをかんじます。

またそこを訪れた詩人は、どのような言葉でそれを表すでしょうか。

台峯の自然のなかで、いのちのことばを感じる特別な一日となることでしょう。

 

▪️注意事項

※第1部で山道を歩くため、山道用の服装と靴、レジャーシートをご用意ください。

※ぬか釜炊のご飯での“おにぎらず”付きです。



【第1部 11:00~】

hear upon / ここにおいて

台峯の“生き字引”川上克己さんのおき話しをきく

聞き手:景山健(美術家・芸楽塾主宰)

 

【第2部 13:00~】

対談『記憶と地層のふかみから』

やなぎみわ(美術家)×飯沢耕太郎(詩人・写真評論家)

 

【主催】 

NPO法人芸楽塾・NPO法人東京自由大学


やなぎみわ Yanagi Miwa

美術作家、舞台演出家。神戸市生まれ。1991年、京都市立芸術大学工芸科修了。1993年にエレベーターガールをテーマにした作品で京都にて初個展。その後、主に写真作品で国内外にて多くの展覧会を開催し、2009年第53回「ヴェネツィア・ビエンナーレ」美術展日本館代表作家となる。2011年より演劇活動を開始し、近代美術の黎明期をテーマにした「1924」三部作、「パノラマ」(原案:萩原朔太郎)を、美術館や劇場で上演。2015年に作演出した「ゼロ・アワー 東京ローズ最後のテープ」で北米ツアー。

2016年より台湾で製造した舞台トレーラーによる野外巡礼劇「日輪の翼」(原案:中上健次)で各地を巡業している。2021年末、台湾独自のオペラである歌仔戯「アフロディーテ〜阿婆蘭〜」を作演出。台湾文化局の主催により、高雄市の国立野外劇場にて上演された。

美術制作と舞台の両分野に取り組み、時衆の研究やプロジェクトも展開している。

飯沢耕太郎 Iizawa Kotaro

詩人。写真評論家。1954 年、宮城県生まれ。1977 年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984 年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。主な著書に、『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996 年、サントリー学芸賞受賞)、『写真的思考』(河出書房新社、2009 年)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社、2017年)など著書多数。詩集に『茸日記』(三月兎社、1996年)、『完璧な小さな恋人』(ふげん社、2022 年)、『トリロジー 冬/春/夏』(港の人、2024 年)、『猫島からの帰還』(ふげん社、2025 年)、『ソングブック』(リトルギフトブックス 2025年)がある。


概要

日程  2025年10月18日(土)

時間  10:00~16:30
参加費 一律 3000円

場所  北鎌倉台峯緑地

 

集合  JR北鎌倉駅 10:00 


お申し込み

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