島薗進ゼミ

 

「近世・近代神道の軌跡」(全3回)

 

現在、私たちは何を神道とみなしているのだろうか。神仏習合のなかの神祇信仰が有力だった中世だったが、近世になると神道が自立化していく傾向が目立つようになる。そして、明治維新期に神道は大きく展開して、これまでのあり方とは大きく異なったものになる。この変化をうまく捉えた神道論はあまり見られない。だが、この過程を適切に捉えないと、神道の歴史を見誤ることになる。
そこで、今回は、近世から近代への展開に焦点をあてて、神道とは何だったのか、何であるのかを考え直していきたい。取り扱おうと思っている論題は、次のようなものだ。(1)吉田神道と民俗宗教の神道化、(2)民衆宗教と神道の救済宗教化、(3)神道と儒教の接近、(4)神仏分離と皇道と国家神道、(5)近代における神道言説の展開。これらの中から重要な主題を中心に解き明かしていきたい。


島薗進 Shimazono Susumu

宗教学者。1948年、東京生まれ。1977年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学文学部宗教学宗教史学科教授、同大学院人文社会系研究科教授を経て、現在、上智大学大学院実践宗教学研究科研究科長・特任教授、同グリーフケア研究所所長、同モニュメンタニポニカ所長。著書に『現代救済宗教論』『〈癒す知〉の系譜:科学と宗教のはざま』『スピリチュアリティの興隆:新霊性文化とその周辺』『国家神道と日本人』『日本仏教の社会倫理』『宗教学の名著30』『日本人の死生観を読む』『つくられた放射線「安全」論』『精神世界のゆくえ』『いのちを“つくって”もいいですか』など。 


概要

日程  第1回:6月1日(土)

    第2回:6月29日(土)

    第3回:7月20日(土)

時間  14:00~16:30

定員  50名

受講料(各回)

    一般:2000円

    会員:1500円

    学生:1000円

    学生会員:500円

    当日会場にてお支払をお願いします。 

会場  自由が丘コンテンツ・ラボ MAP


お申し込み
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