中村昇ゼミ
「ルドルフ・シュタイナーの哲学」(全3回)
ルドルフ・シュタイナーが、哲学者から神秘家になった境界面を中心に探ってみたい。ゲーテ、ニーチェ、カント、フィヒテ、ブレンターノなどからの影響は、どのようなものなのか。どの程度、西洋哲学の思想圏にいるのか、考えてみたい。また、神秘家としてのシュタイナーは、グルジェフ、ルネ・ゲノン、クリシュナムルティといった神秘家たちとどのように違うのか。シュタイナー独自の世界についてもできるだけ明らかにしたい。
中村昇 Nakamura Noboru
哲学者、中央大学文学部教授。1958年、長崎県佐世保市生まれ。浪人生時代に松岡正剛主宰の「遊学する土曜日」に参加。同時期から2年間、土方巽のもとで暗黒舞踏家になる。大学入学後は、木田元に師事して哲学を学ぶ。中央大学大学院文学研究科博士満期退学。言語や時間といった普遍的な問題から、落語と哲学の関係性にいたるまで、ユニークな研究を続けている。著書に『いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか』『小林秀雄とウィトゲンシュタイン』『ホワイトヘッドの哲学』『ベルクソン=時間と空間の哲学』『落語―哲学』など。(撮影:薮崎めぐみ)
概要
日程 第1回:9月7日(土)(終了しました)
第2回:10月5日(土)(終了しました)
第3回:11月2日(土)(終了しました)
時間 14:00~16:30
定員 50名
受講料(各回)
一般:2000円
会員:1500円
学生:1000円
学生会員:500円
当日会場にてお支払をお願いします。
会場 自由が丘コンテンツ・ラボ MAP