身体と霊性

 

第2回:「日本治療家・霊術家列伝」

津村喬×鳥飼美和子(聞き手)

 

最先端の医療が日進月歩する今日でも、心と身体のバランスは危うい。

治療とは何だろう、そして、そこに「気」や「霊」はどのようにかかわっているのだろう。

「医」という文字の旧字体の「毉」、下の「巫」の意味は神に仕えて、祈祷や神おろしをする人、シャーマンを表す。この文字が示すとおり、古代、医療は宗教的な行為であった。日本において、治療と霊的な行為は江戸時代までは表裏一体に存在していた。近代日本、その伝統はどのような変容を遂げ、現代に至ったのだろうか。

 

呼吸法、断食法、気合法、催眠術などの修行を通して能力を開花させるという田中守平の太霊道が中国気功に大きな影響を与えたまま日本では完全消失してしまったことからこの話は始まる。霊術家・松本道別から整体の野口晴哉、岡田式静坐とそれを支えた木下尚江や石川三四郎などのアナキストや新宿中村屋の相馬夫妻、大本教を祖とする手かざし系の霊術家たち、玉井天碧から浪越徳次郎の指圧の歴史、高橋正体から橋本操体、などなど、綺羅星の治療家、霊術家を紹介。その特性、関係、意義と問題点を日本における気功のパイオニア・博覧強記の津村喬氏が語る。聞き手は気功のアップデートを期する鳥飼美和子氏。


津村喬 Tsumura Takashi

気功家。1948年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部中退。NPO法人気功文化研究所代表。64年、16歳で訪中し気功と出会い今日まで50年以上研究を続ける。日本における気功のパイオニア。気功の全領域を研究し指導する。広範な分野の評論家としても活躍。著書は1970年刊行の処女作『われらの内なる差別』、『魂にふれる革命』から現在に至るまで、気功関連、食関連、反原発関連、歴史関連など160冊前後に上る。他の著書に『気功への道』『津村喬精選評論集』『中国古典思想講義』『気功の最初の教科書』『気功の第二ステップ』『健身気功培訓教程』『からだ論余録』など。

鳥飼美和子 Torikai Miwako

気功家。長野県生まれ。立教大学文学部卒業。一般社団法人峨眉養生文化研修院常任理事。前衛舞踏を経て、1988年に津村喬氏の関西気功協会の活動から気功を始め、気功歴29年。精神神経科クリニックでの気功を始め、動きと呼吸をベースに心身を調える気功法を指導。NPO法人東京自由大学では、民俗舞踊や滝行など、身体の探究・ボディーワークを担当した。著書に『きれいになる気功』『気功エクササイズ』『LIFE is :わたしを歩く30色のメッセージ』(近刊)など。


概要

日程  2017年5月20日(土)

時間  14:00~16:30

受講料 一般:2500円

    会員:2000円

    学生:1000円

    学生会員:500円

会場  あおぞら銀行オアシスルーム MAP

    *あおぞら銀行で開催する講座のみ、

     事前振込が必要です。

     詳しい振込方法は受講規約をご確認

      ください。


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