書物と知 Ⅱ

 

第3回:「島と文学〜八重山・奄美・済州

吉増剛造×姜信子

  

八重山、奄美、済州―― 。そこは豊かなうたとものがたりの島々。姜信子さんは八重山で沖縄最後のお座敷芸者・ナミイおばあと出会い、吉増剛造さんは奄美で『海辺の生と死』の島尾ミホと出会い、親交を深めてきました。そして二人が特別な想いをよせる韓国・済州島。今回の講座では、それぞれが島を旅して唄い、舞い、魂を揺さぶられた記憶を辿りながら、文学の源泉へと彷徨います。


吉増剛造 Yoshimasu Gozo

詩人。1939年、東京都生まれ。慶應義塾大学在学中から詩作活動を行い、1964年、処女詩集『出発』を刊行。以降、日本を代表する先鋭的な詩人の一人として活動を展開してきた。2013年、旭日小綬章受章、文化功労者、15年、日本芸術院賞、恩賜賞受賞。16年には東京国立近代美術館にて個展を開催。詩集に『黄金詩篇』(高見順賞)、『オシリス、石ノ神』(現代詩花椿賞)、『螺旋歌』(詩歌文学館賞)、『表紙』(毎日芸術賞)ほか多数。著書に『ドルチェ 優しく:映像と言語、新たな出会い』(A・ソクーロフ、島尾ミホとの共著)、『「アジア」の渚で:日韓詩人の対話』(高銀との共著)、『アーキペラゴ:群島としての世界へ』(今福龍太との共著)、『我が詩的自伝:素手で焔をつかみとれ!』など。

姜信子 Kyo Nobuko

作家。1961年、神奈川県横浜市生まれ。東京大学法学部卒業。1986年、『ごく普通の在日韓国人』でノンフィクション朝日ジャーナル賞を受賞。歴史からこぼれおちた土地の声を拾いつむぎ、越境の旅をつづけている。著書に『うたのおくりもの』『ナミイ!:八重山のおばあの歌物語』『イリオモテ』『棄郷ノート』(熊日文学賞)、『追放の高麗人(コリョサラム):「天然の美」と百年の記憶』(地方出版文化功労賞)、『今日、私は出発する:ハンセン病と結び合う旅・異郷の生』『生きとし生ける空白の物語』『声:千年先に届くほどに』(鉄犬ヘテロトピア文学賞)、『平成山椒太夫:あんじゅ、あんじゅ、さまよい安寿』など。


概要

日程  2017年12月9日(土)

時間  14:00~16:30(開場13:30)

受講料 一般:2500円

    会員:2000円

    学生:1000円

    学生会員:500円

    当日会場にてお支払をお願いします。

会場  角川書店第一本社ビル2階ホール

    東京都千代田区富士見1-12-15

    MAP


お申し込み

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