世界は魔法で満ちている! 〜聖と怪のファンタジー

 

第1回:「小泉八雲の怪異世界〜『ひまわり』をめぐって

井村君江

 

小泉八雲はギリシヤとアイルランド人の混血、日本に帰化したラフカディオ・ハーンで、外国人である。アメリカの新聞記者だった彼は、日本の紀行を書こうと訪日。霊の国日本の魅力に惹かれ結婚。妻セツの語りを聞き、日本の昔話、特に超自然の話を書いたのが『怪談』。
「ひまわり」は、幼年期の思い出、アイルランドの従兄と「妖精の輪」を探す話で、『怪談』の基をなす。妖精に詳しいW.B.イエイツを初めて日本に紹介した八雲が、東京帝国大学教授だった時代に書いたこの作品を、講義との連関で読むと、もっと理解が深まるようである。


井村君江 Imura Kimie

英文学者、比較文学者、ケルト・ファンタジー文学研究家。フェアリー協会会長、イギリス・フォークロア学会終身会員。1932年、栃木県宇都宮市生まれ。東京大学大学院人文科比較文学博士課程修了。ケンブリッジ、及びオックスフォード大学ヴィジティング・スカラー、明星大学教授などを歴任。現在、明星大学名誉教授、うつのみや妖精ミュージアム名誉館長。著書に『妖精の系譜』『ケルト妖精学』『妖精学大全』『私の万華鏡:文人たちとの一期一会』、訳書に『新訳 夏の夜の夢』『新訳 テンペスト』(シェイクスピア著)『シェイクスピアの劇場』(ウォルター・ホッジス著)など。


概要

日程  4月28日(土)

時間  14:00~16:30

受講料 一般:2500円

    会員:2000円

    学生:1000円

    学生会員:500円

    当日会場にてお支払をお願いします。 

会場  自由が丘コンテンツ・ラボ MAP