アート巡礼 特別篇

 

「アフリカの呪術と音楽

 〜モザンビーク・マコンデ族を迎えて」

ナジャ×榎本恵(コメンテーター:加藤之晴×辻信行)

 

アフリカ大陸南東部に位置するモザンビーク。この国にはユニークな彫刻美術で知られるマコンデ族が暮らしています。彼らの生活には呪術が密接に関わっており、クランデイロ(白魔術)とフェティセイロ(黒魔術)が表裏一体の関係で存在しています。また、ライオンやヒョウ、エビの霊が憑依した呪医たちも人々の病を癒す存在として活躍しています。

今回の講座では、現地に寺子屋を建てて教育支援を行い、公衆衛生整備や環境保全などにも取り組んでいる『NGOモザンビークのいのちをつなぐ会』代表理事の榎本恵さんをお招きし、呪術をはじめとする現地の文化や自然、社会状況についてお話を伺います。

また、マコンデ族でモザンビークを代表するミュージシャン、ナジャさんには、民族の伝統的な精神や日々の暮らしを歌にしたオリジナルソングを披露して頂きます。

東京自由大学の理事であり宗教人類学者の加藤之晴と、同・運営委員長である境界研究者の辻信行のコメントも、どうぞお楽しみに! 


ナジャ Nadja

ギタリスト&ボーカリスト。1987年モザンビーク共和国カーボデルガド州ムエダ生まれ。ペンバ在住。マコンデ族。モザンビークを代表するミュージシャンである故・Nangundoを叔父に持ち、幼少期よりアフロミュージックを学び、民族の誇りや社会問題をテーマに作詞作曲し歌い上げる。5歳までモザンビークの悲惨な内戦を経験し、同じ国民同士が傷つけ合い、血を流した記憶が脳裡に焼き付いている。そのことが争いごとを怖れ、平和を心から望む精神の一要素となっている。マコンデ族の伝統と精神を歌に込めながら、今の世代の音楽を切り開いており、隔年行われるモザンビーク最大規模の音楽祭での公演や、行政の社会貢献イベント(GALA)での演奏、また大統領選挙のキャンペーンアーティストとしても起用され、精力的に活動を展開。直近では2017年2月にモザンビーク大統領夫人とスワジランド王妃のセレモニーでも演奏を行ない喝采を博した。2015年には「第1回アフリカ・マコンデ族の音楽と文化交流ツアー」で初来日し、日本11都府県で59公演を実施。2016年度は「マコンデ族ナジャのアミーゴ公演」を8都府県40ヶ所で実施。両年ともに新聞テレビ各社から取り上げられ、大きな反響を呼んだ。

出身在住地区であるスラムの子供・青年たちの可能性を切り開くため、『モザンビークのいのちをつなぐ会』の活動も設立時から手伝っており、ペンバ美化活動やスラムの学舎・寺子屋での音楽教室などにも力を注いでいる。

榎本恵 Enomoto Megumi

『NGOモザンビークのいのちをつなぐ会』代表理事。1973年福岡県北九州市小倉生まれ。ペンバ・ナティティ地区在住。大学卒業後、京都、東京の広告代理店で販促・ブランド開発・商業開発に関するプランナー&コピーライターとして勤務。2000年起業・事業拡大支援を行う Planning MAY を開業。インキュベーション事業、販促、人材育成などを行う。主に環境・農業系企業、通販・教育系企業の支援を手がける。2012年、日系バイオ燃料企業のモザンビーク進出をきっかけに、初めてアフリカの地を踏む。半年間、新規事業開発業務を行う。現地で目の当たりにした環境問題と貧困問題のジレンマ、先進国と後進国の都合論の不調和を少しでも解消すべく2013年4月『モザンビークのいのちをつなぐ会』を設立。


【コメンテーター】

加藤之晴 Kato Yukiharu

宗教人類学者、駒澤大学非常勤講師、NPO法人東京自由大学理事

辻信行 Tsuji Nobuyuki

境界研究者、中央大学大学院博士課程、NPO法人東京自由大学理事・運営委員長


概要

日程  2017年9月24日(日)

時間  14:00~16:30(開場13:30)

受講料 一般:2500円

    会員:2000円

    学生:1000円

    学生会員:500円

会場  あおぞら銀行オアシスルーム MAP

    *あおぞら銀行で開催する講座のみ、

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